最近のお気に入りのファンシーペーパーは、「フリッター」という紙です。
私的にイチ推し。一言でいうと「上品」。
今まであまり使うことがなく、最近、いろいろなお客さんに勧めるようになりました。
製造メーカーは王子エフテックス。
上品な紙質のファインペーパー「フリッター」 |
こんにちは。
紙好き、Kazuhiro Tです。
一口に「紙、ファンシーペーパー」と言っても、さまざまな紙があります。
まあ、数え切れませんよね。
厚い紙、薄い紙、色のついている紙、光沢のある紙、ざらっとした紙・・・
ファンシーペーパーとは?
ところで、ファンシーペーパーとはどういう紙のことを言うのでしょうか?
ファンシーペーパーの定義
はっきり言うと「ファンシーペーパー」に定義はありません。
見た感じ、手触り、雰囲気、色の種類、など人の感性に訴えかけるような印象を持つ紙の総称だと捉えてください。
そう、見たり触ったりした時に「あ、この紙いいかも!」と感じられるということですね。
まあ、実際には製紙メーカーが「これは、ファンシーペーパー」と言ったら、ファンシーペーパーだということです。
フリッターの特徴・用途
発売が開始されたのはずいぶん前のこと(1991年)で、もう30年選手になります。
特徴
フリッターはとても個性のある紙で、品の良さが最大の売り(個人的な意見)。
表面はもこもこした雰囲気で、綿あめ?雲?みたいにも見えます。
触ると表面に微妙な凹凸が感じられる。
サラッとした触感です。
フリッター 拡大 |
色も豊富で、最大11色(紙の厚さによって違います)。
フリッターのラインナップは下に載せますが、面白いです。
厚さによってそろえている色が違うので、使う時にはご注意ください。
フリッターという名の由来は「fritter」。
揚げ物と言う意味らしいです。
もこもこしたイメージは、まさに天ぷらの衣。
そう、トンカツのように、サクッとではありません。
用途
用途としては、パーティの案内状、ショップカード、アクセサリーのパッケージなど。
上品さを訴えたい場面にピッタリです。
活版印刷とも相性は良いでしょうね~。
名刺、ショップカード、招待状などに使うのがGood!
少し強めに印圧をかけて、文字を少しへこませるように。
ふわふわした紙の表面に、くっきりとした文字が置かれているのは、なんとも素敵です。
活版印刷で多色刷りするのも良さそうです。
FSC®森林認証紙
フリッターはファンシーペーパーの中でも最近増えてきた「FSC®森林認証紙」でもあります。
「FSC®森林認証紙」については項を改めますが、これは嬉しいところです。
環境問題に関心の高い顧客に提案するときの強い味方になります。
フリッター ラインナップ
*森を守るマーク 森林認証制度FSC®について
FSC®(Forest Stewardship Council®:森林管理協議会)は、責任ある森林管理を世界に普及させることを目的に設立された国際的な非営利団体です。自然資源の持続可能な利用に取り組むWWFは、FSCの設立当初よりその普及に力を入れています。環境保全の点から見て適切で、社会的な利益に適い、経済も継続可能な、責任ある管理をされた森林や、林産物の責任ある調達に対して与えられるFSC。消費者は、このFSCのマークが入った製品を買うことで世界の森林保全を応援できる仕組みです。
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