ポストクロッシング(Postcrossing)3ヵ月で分かり始めたこと、とか

2021年6月7日月曜日

ポストクロッシング

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 ポストクロッシング(Postcrossing)を始めてから丸3ヵ月が経ちました! ここまで、ハガキを送った枚数(相手に届いた枚数)は10ヵ国、18枚。


富士山絵はがき
ポストクロッシングで初めて海外に送った絵ハガキ

こんにちは。
紙好き、Kazuhiro Tです。


これまでに送って、無事に配達されたのは、以下の国々。

中国、ドイツ、フィンランド、台湾、アメリカ、タイ、ドイツ、中国、フランス、フィンランド、アメリカ、ポーランド、台湾、ドイツ、マルタ、アメリカ、フィンランド、エストニア です。


ポストクロッシング|分かり始めたこと

今までの生活では、なかなか知れなかったことがたくさんあります。

送る相手(ポストクロッサー、もちろん外国の人)や送り先の国のこととか、言葉のやり取りを通じて得られるものが多いと感じています。


Don't send の国々

まず、これは結構多くの人が知らないだろうと思うのですが、今、日本から郵便を送れない国や地域が102か所もある! ってこと。

チョット驚き。もちろん、COVID-19の影響ですが、ビックリです。

ブラジル、インド、ギリシア、イスラエル、サウジアラビア、 アラブ首長国連邦、アフリカの国々、etc。中には、ロシアのように、「日本からロシアへの郵送はNG、ロシアから日本への郵送はOK」という国もあります。

にしても、郵送NGの国がこんなに多いとは予想外でした。
ポスクロやってなかったら興味も持たなかったでしょうけどね。


昭和初期の東京駅の絵はがき
ドイツ人に好評だった東京駅の絵はがき


エアメールって、どのくらいの日数で到着するのかな?

外国の郵便事情がよく分かる。


ポストクロッシングが盛んなヨーロッパ中央部向けで、おおむね2週間~3週間ぐらい。北欧は少し早いです。10日~2週間。
台湾とかタイも、北欧と同じくらいの感じです。

意外なのが、中国。場所にもよるのでしょうが、1週間ぐらいで届きます。一説にはあまり郵便事情が良くないとも聞いていたのですが、何のなんの、スゴく早くて驚きます。5日ぐらいで届いちゃったこともありました。

そして、USA。案外時間がかかりますね。3週間は確実にかかります。国が広いからね。郵便物も乗り継ぎ、乗り継ぎで送られていくからでしょうね。

そして、マルタ(マルタ共和国)。61日間かかりました。もちろん直行便などないでしょうから、日数かかるだろうな? と思っていたのですが、やっぱり。

ちょっとあきらめかけました、正直。無事配達されて良かった~


他国の言語事情

ヨーロッパの人たちは、普通に3ヵ国語ぐらい使える人が多い印象です。母国語、英語は当たり前で、プラス近隣諸国を1~2カ国語って感じ。

トルコ語を扱えるドイツ人とか、スウェーデン語を扱えるフィンランド人とか。

まあ、これについては容易に想像できますし、そもそも言語・他国語に興味を持っている人が多いイメージです。

そういう意味では中華圏の人たちもトリリンガル多いです。ポストカードにも日本語のメッセージを書いてくれたりします。←こういうハガキって、もらうとすごく嬉しい

一方、北米の人は他言語にあまり関心がないのか、英語オンリーの人が多い気がします。お国柄かな? この辺は。まあ、自分たちは英語が母語なので、海外とのやり取りで不自由なことはないでしょうからね。


国によってけっこう偏りがある

これ、何のことかと言うと、非常に熱心にポスクロに取り組む人が多い国と、そうでもない国がハッキリと分かれるということ。

まず、熱心な国の筆頭、ドイツです。

ポストクロッシングのサイトにはランキングが掲載されているのですが、ドイツの方々、ホントにポストクロッシング好きみたい。ランキングの上位はほとんど、ドイツ人。

過去60日間の送信数が400枚以上って何? みたいな人がゴロゴロいる。

1日あたり、ハガキ6~7通を60日間ず~っと出し続けると420通。こんな感じの人が20人ぐらいいるって。どんだけ好きなんだよ。

ちなみに、ポストクロッサーの人数でいうと、1位:ロシア、2位:台湾、3位:中国、4位:USA、5位:ドイツとなってます。


地域でいうと、やっぱりヨーロッパが圧倒的に多い。

ドイツ以外にも、オランダ、ポーランド、フィンランド、ベラルーシ、チェコ、フランス、ウクライナ、イギリス、と。

そう言えば、ヨーロッパには、人とのカードの交換という文化が根付いていすよね。

バースデイカード、クリスマスカード、その他いろいろなグリーティングカード。

ポスクロが盛んに行われるのも納得です。


で、日本はどうかというと、比較的に熱心な方。

ランキングにもボチボチ顔を出しているし、現在11,000人を超えているということで。

通数も140万通超えてるし。

日本も季節の便りの文化がありますからね。

日本人はポストクロッシングに馴染みやすいと思いますよ。


一方、人数が多い割に、中国(74,000ポストクロッサー)と台湾(104,000ポストクロッサー)は送信数がそんなに多くない200万通台。

そんなに熱心ではないユーザーが多いイメージです。

が、もしかしたら、中国と台湾は授業で(教育の一環として)学校単位とか、クラス単位で取り組んでる、みたいなことがあるのかも。

最初に中国に送った相手の住所が、何となく学校っぽかったので。

そんなことも、人数と通数のギャップにつながってるのかな?


ハローキティコラボ絵はがき 隅田川花火
隅田川花火とハローキティ絵はがき


ポスクロについてアレコレ、雑感

まだまだ、始めたばかりのBigginerではありますが、アレコレ思うことなど。


相手の国のことをより知りたくなる

ポスクロのサイトで送り先を指定されるわけですが、あまりよく知らない国だったりすると、「どんな国なんだろう?」って興味が湧きます。地理は? とか言語は? とか歴史は? などなど。

で、調べるんですよね。Wikiで。

エストニア? どこにある国で、どんな国民が住んでいるのか。そして、このハガキがどんな人のところにたどり着くのかな? と、これが結構面白くて。

割と真面目に調べてしまいます。もしかしたら、将来その国に行くことがあるかも知れないってね。

思ってもみなかった楽しみが

もともと筆不精な人間にとっては、絵はがきを送ってみようとかあんまり思わない(思ってなかったです)。

それが、このポストクロッシングの仕組みの面白さなのか、送る相手のプロフィールを見て、喜びそうなポストカードを探して。結構、しっかりプロフィールに好みのカードや書いて欲しいことのリクエストを載せている人が多いんですよね。

映画のカードを送って欲しいとか、アートがいいとか、風景写真には興味がないとか…

基本的にはリクエストがハッキリしている人のほうが楽です。この人、鉄道が好きなのか、じゃあ東京駅に探しに行こうとか。

あと、プロフィールページにその方のお好みの絵はがき画像が一覧表示される機能があるので、そこも参考にしながら。

で、今まで思ってもみなかった、「送り相手のことを考えてカードを選ぶ楽しみ」にハマることになったわけです。


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印刷会社の営業マンです。東京都台東区~墨田区が拠点。本、印刷、紙、歴史、街歩きが大好き。趣味で週末ランニングを楽しんでいます。最近はスマホの普及に押されて肩身が狭くなっていますが、紙の魅力も見直されているように思います。これからも、紙製品の良さをどんどん発信していきますので、よろしくお願いします。

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